懐かしい蒸気機関車

少年の頃の鉄道の思い出その2、苫小牧機関区

苫小牧機関区でC11を撮影していたら2人の少年に出会いました。その後2人はC11の運転席に入って機関士の方から説明を受けていました。写真撮るよと言ったら2人の少年はカメラの方を見てくれました。小学校4年生くらいでしょうか。私は高校2年生だったのでこの子達から見るとお兄さんですね。機関士さんからどんな話を聞いていたのか,この子達も大人になってもう忘れているかもしれません。母親とよく乗ったSLも私がこの子達と同じ年頃でした。国鉄時代は鉄道や蒸気機関車は誰でも触れる事の出来る身近な存在でした。
2人の少年が機関士さんから説明を受けています。なぜこの写真を撮ったのか思い出せませんが、機関士さんの話が聞こえて来て、私もその話を聞いていたんだと思います。夏休みの自由研究が鉄道だったのかもしれませんね。

日高腺を走っていたC11218です。前照灯の左横に補助灯が付いています。日高腺は海からの霧が発生して視界が悪くなる為2灯必要でした。横に見える貨物は石炭を積んでいます。当時の北海道産業は石炭無しでは語れないほどこの黒いダイヤに依存していました。

C11が給水をしています。給水タンクが小さいので主立った駅には給水設備がありました。以前機関士さんにこの水の事を聞いた事がありますが、純度の高い水でなければ,ボイラーを傷めてしまうのでどんな水でも言い訳ではないんだと話していました。

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