懐かしい蒸気機関車

室蘭本線白老駅、D51発車

昭和50年11月9日白老駅から苫小牧方向に発車した発車したD5153号機です。室蘭の駅を11時3分に発車するこの列車だけD51が牽引していました。ボイラー上部がカバーで覆われていた為,ナメクジ型蒸気機関車と呼ばれていました。D51型蒸気機関車は国内で一番多く製造され,デゴイチと言う愛称で今でも人々の記憶に残っている蒸気機関車です。動輪が4つ有り粘り強く走るため主に貨物列車を牽引していました。この当時一番多い貨物列車は石炭列車で夕張から追分駅で室蘭線に合流して長い編成の石炭貨物をD51一台で室蘭港まで牽引していました。多くの人々に愛されたD51は現役引退後も日本各地に静態保存されています,現在の白老駅の近くにもD51が保存されています。室蘭発岩見沢行きの普通列車はいつも満員の乗客を乗せて走り続けていました。

豪快な煙を上げながらD51が白老駅を発車しました。

現在、日本各地でSLが復活しています。JR北海道は残念ながら函館のSL大沼号、クリスマスファンタジー号、SLニセコ号を昨年相次いで廃止してしまいました。苗穂機関区にC62が眠っています。復活の日は来るのでしょうか。

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