懐かしい蒸気機関車

昭和50年11月、室蘭本線御崎駅

室蘭線の御崎駅は東室蘭と室蘭駅のちょうど中間にある駅で、日本製鋼所の御崎門からの通勤する人が利用していました。この駅のメインは貨物の取り扱いで、製鉄所に石炭を運ぶ為の引き込み線も多数あり、日本製鋼所で製造した製品を貨物で運んでいました。貨物の取り扱いは1986年に廃止になっています。明治25年石炭の積み出しの為この駅の近のエトチケレップ岬に石炭積出用鉄道桟橋ができて、御崎駅は室蘭線発祥の地として石碑が建てられました。御崎駅は室蘭発展の起点の駅としてその使命を終えています。
御崎駅を東室蘭駅に向かって発車したC57135号機です。撮影日は11月1日ですがまだ雪がありません。後ろに見える小高い山は母恋冨士と言います。40年前は冬が来るのは遅かったようです。さよなら列車まであと1ヶ月です。

製鉄所にコークスの原料となる石炭を運んでいるD51です。御崎駅は貨物取り扱いが中心でした。

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