私が
蒸気機関車に興味を持ったのは中学1年のとき,写真好きの父親の影響を受けて当時流行のオリンパスペンと言うハーフサイズ、今でいえばAPS-Cサイズの固定焦点のカメラを買ってもらい自宅が鉄道に近かった事もあり,本輪西駅にD51のタキ列車を撮影に出掛けていました。幼い頃は母の実家が洞爺湖町の駅のそばだったので本輪西駅からSLが牽引する客車に乗り小さな旅に出掛けるようなワクワク感を抱きながら,その頃の思い出が鮮明に蘇ります。本格的にSLの撮影を始めたのは高校に入ってからで当時写真部の部長のM先輩の指導のもとSL撮影にのめり込んでいきました。私の地元の
室蘭本線は全国でも最後までSLの残った路線でした。学校の休みの日など一人で室蘭から苫小牧の間を何度撮影に行ったか,時には自転車で撮影に行った事もありました。最初の1枚目は良く行った白老駅のSLを紹介します。
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室蘭発岩見沢行き普通列車、白老駅を苫小牧方向に出発したところです。偶然何の気なしにこの写真を選びナンバーを見ておどろきました。1975年12月14日国鉄時代最後の客車を牽引したC57135号機です。現在この機関車は静態保存で埼玉の鉄道博物館に展示されています。シャッター速度は60分の1秒で動きのあるSLを狙ってみました。高校生の時の方がいい写真をどうしたら撮れるか真剣に考えていたようです。 |
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当時流行の流し撮りをしてみました。30分の1秒なのでかなりぶれていますね。失敗写真に近いですが,今ではいい思い出になっています。。室蘭本線は栗山以外ほとんど平坦なので駅の出発以外、煙を出しません。迫力のある写真を単純に撮りたかったのでどうしても駅の出発シーンが多くなりました。C57は室蘭方面に走り始めました。 |
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