懐かしい蒸気機関車

昭和49年1月、石北線女満別、端野駅

石北本線は旭川から網走までに234キロの鉄路で途中生田原駅〜留辺蘂駅間に常紋信号所がかつてあり、急勾配が続く最大の難所でした。写真は網走駅に近い端野駅,女満別駅を発車するC58型蒸気機関車でD51とともにこの路線の主力機関車でした。1月の網走地方は寒さも厳しく雪も多い為、たびたび列車の運行が出来なくなる事もありました。この石北線は現在のJR北海道の単独維持困難路線として指定され維持には170億円と言う途方もない予算がかかる事で、存続が危ぶまれています。

女満別駅を発車するC5833号機です。


端野駅で待機するC5833号機です。


端野駅でC58同士がすれ違います。本線は単線のためこうして各駅で、引き込み線に入り列車をかわしながら運行していました。

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