懐かしい蒸気機関車

国鉄最後の客車を牽引したC57135号機さようなら列車

 1975年12月14日、室蘭本線室蘭発岩見沢行き普通列車、激しく雪の降る中を室蘭駅を発車しました。多勢の市民や鉄道関係者に見送られながら最後の運転です。現在さいたま市にある鉄道博物館に数ある機関車の中でもセンターに鎮座しています。この日の室蘭線の沿線には数万のひとがあつまり大変な賑わいでした。私は近所のおじさんの車で苫小牧まで追いかけました。沼ノ端へ向う列車の後ろ姿を見て昭和の懐かしい石炭と蒸気の匂いが薄らいで行くのを感じました。その後室蘭機関区は解体されD51がナンバープレートを外されてスクラップになって行くのを見ているのも悲しくなり、1枚だけシャッターをきり、私の青春の思い出もフィルムの中だけのものとなりました



朝7時50分室蘭駅を発車したc57135号機です。この時定員の3倍の2000人が乗っていました。

機関区から出たC57135号機はバックで駅に向います。

白い蒸気を履きながら走り去って行きました

発車時刻になって急に雪が降り始めました。


0 件のコメント

コメントを投稿