懐かしい蒸気機関車

昭和49年、室蘭駅周辺

 石炭の積出港として発展した室蘭港は、その役割を終えると現代の室蘭駅は当時の面影を全く残していません。これほど駅の周辺が変わってしまった例は全国的にも希のようです。当時の写真でしか確認出来ない室蘭駅周辺はまるで違う町のようです。

現在埼玉の鉄道博物館に静態保存されているC57135号機です。室蘭駅から岩見沢までの普通列車として地域の人々の足になっていました。

当時の国鉄の職員が機関区から室蘭駅の方に歩いて行きます。

NHKの上の山から室蘭駅出発の様子を撮影しました。現在この場所は広域センターの駐車場になっています。

コダクロームで撮影した室蘭駅ホームです。当時多勢の人々が鉄道を利用していました。

夕張から運ばれた石炭を貨物から落としている所です。貨物の鉄で出来た側面をハンマーでたたいて石炭を落とします。港にはその響きが木霊していました。

室蘭駅を発車した岩見沢行き普通列車です。次の駅は母恋駅です。

9600型蒸気機関車が石炭貨物を入れ替えしていました。

室蘭港を見渡せる山の上からの写真です。現在この場所からは当時の面影は全く消えてしまいました。

煙突の修理をしているようです。先輩の職員に若い作業員が指導を受けているようです。

室蘭機関区で石炭の燃えかすを落としている所です

後ろに見える建造物は石炭が入ってい手、上から石炭を落として機関車にいれます。

左下が室蘭機関区です。右上が旧室蘭駅です。

室蘭機関区を少し大きく撮りました。

室蘭の人口が17万人いた頃の室蘭の町並みです。

写真の中央にある建物が旧市立病院です。左下のプレハブの建物が北興工業です。


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