懐かしい蒸気機関車

昭和50年夏、歌志内線、歌志内駅

歌志内線は函館線砂川駅から歌志内駅までの支線で石炭の積み出しの為、明治24年北海道炭礦鉄道が開業しました。全長14.5キロと短い路線でしたが,途中5つの駅がありこの地方での石炭産業が栄えていた事を表しています。廃線は昭和63年ですから約1世紀の間、蒸気機関車は石炭とそこで暮らす人々を運び続けました。
歌志内駅でD51と記念写真を撮る地元の人でしょうか。

昭和50年7月12日、歌志内駅を発車するD51です。石炭貨物を牽引しています。一両で30トンの石炭を積む事が出来ます。
明治のころ北海道では石炭産業が最初に栄えたので、それに関連して町も大きく発展しました。

文殊付近を走る石炭貨物です。下り列車なので石炭は積んでいません。北海道ではほとんどの炭鉱が山の中になるので,重い石炭を運ぶ時は下り坂になるのでD51一両で牽引出来,都合が良かった訳です。

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