懐かしい蒸気機関車

上砂川支線、東鶉駅

上砂川支線は函館線砂川駅から上砂川駅に至る全長7.3キロの支線です。空知炭田から優良炭が産出されたため、1919年石炭専用線として開通し,その後1926年旅客営業も開始しました。石炭産業の斜陽化とともに人口の減少も加速し1994年5月16日全線廃止となりました。当時の写真を見る限り石炭産業が北海道の発展に大きな影響を与え、その衰退は暗い影を落としました。
昭和50年8月12日函館線、砂川駅です。
三井上砂川炭鉱とD51、石炭の積み出し施設が写真中央に写っています。
D51が転車台で方向転換しています。この木材は坑道に使うのでしょうか。
このD51は石炭貨物を入れ替えているようです。
上砂川線、東鶉の町並みを見ていると石炭産業がいかに大きな産業だったのかわかりますね。石炭貨物は1両30トンの石炭を積み、30両で900トンの石炭をD51は牽引しています。

1 件のコメント

  1. C57 144牽引列車、昭和50年8月12日函館線、砂川駅!!

    非常に珍しいですね。お盆の繁忙期には函館本線の臨時列車を牽引することがあったんですかね?昭和50年のC57は室蘭本線だけだと思っていましたので。

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