昭和49年1月、根室本線厚岸湖付近

根室本線は函館本線滝川駅から根室駅までの全長443.8キロにおよぶ大変長い路線です。支線を含めないとJR北海道の最長路線となり、この距離は東京から京都までの距離に匹敵し，北海道の広さを物語っています。釧路から根室の間は花咲線の愛称で呼ばれています。
当時は客車も貨物もC58型蒸気機関車が牽引していました。

厚岸駅を発車した客車です。この地方は気温は低いのですが雪が少ないのが特長でした。

このカーブを曲がり切ると厚岸湖沿いに列車は走ります。

厚岸駅〜糸魚沢駅間を走る貨物列車です。C58が牽引しています。

糸魚沢駅〜厚岸駅間を走る貨物列車です。この列車は編成が短いですね。厚岸湖はカキの養殖が盛んですが，今年はあいつ舞台風の大雨で湖の塩分濃度が薄まりカキの養殖は大打撃を受けました。釧路駅〜根室駅間は現在廃止が検討されています。