懐かしい蒸気機関車

昭和49年1月、留萌本線D614号機

D61型蒸気機関車は9600型の変わりとしてD51型蒸気機関車を改良したもので国鉄最後の蒸気機関車の形式となり僅か6両の改良に留まり、北海道の留萌線と羽幌線で活躍しました。またD51も石炭列車をや貨物列車を牽引して北海道の発展に貢献しました。恵比島峠は勾配がきついため石炭列車はD51の後部補機が付きました。2台のD51のドラフト音が峠に木霊する音は今も忘れる事はありません。

豪雪地帯でもある恵比島峠の峠下駅を通過するD614号機です。機関士の方は前方が見えない状態で運転していたと思います。厳寒期の1月の撮影でした。

峠下駅を通過して恵比島駅に向うD51です。3月の撮影で積雪はかなり残っていますが、春を感じさせる季節です。

峠下駅から恵比島駅に向う石炭貨物列車です。D51の後部補機が付き、2台とも全開で峠に挑んでいました。昭和49年3月21日の撮影です。

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