懐かしい蒸気機関車

昭和49年、厳寒の遠軽駅

石北線遠軽駅は駅には珍しいスイッチバックの駅で名寄線、湧別線との接続の関係で石北線に関してはスイッチバック形式をとったようです。遠軽駅は名寄線の終着駅だったので遠軽機関区があり駅の構内も広々としていました。豪雪地帯と言う事もあり広い構内を除雪するため大勢の除雪作業員が出てスコップで除雪に当たっていました。1989年名寄線が廃止になり、石北線スイッチバックだけが残りました。当時は遠軽駅に到着した列車は機関車を切り離し回転させて最後尾の客車に連結する面倒な作業をしていました。
機関車の動輪が半分くらい埋まる雪が線路に残っています。
民間からの委託の作業員でしょうか。スコップで雪を貨物の中に積み込んできます。
北海道の豪雪地帯の駅では雪との戦いが続きます。

名寄線と駅構内の貨物の切り替えに使われている9600型蒸気機関車です。遠軽駅の裏山には崖の頂上に展望台がありました。

石北線、急行大雪でしょうか、D51を後方車両に接続し直して再度石北線に出ます。

石北線は遠軽駅では行き止まりの駅になります。ですからスイッチバックが必要になります。写真左に見えるのは遠軽機関区です。








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