懐かしい蒸気機関車

昭和50年1月湧綱線

湧綱線は1935年から網走側と中湧別側から鉄道工事が進められ1953年に湧綱線として、名寄本線の中湧別と石北線の網走駅を短絡する為に開通し、サロマ湖、能取湖などのオホーツクの美しい景観を楽しめるローカル線でしたが、1987年全線廃止となりました。営業距離は89.8キロでした。

湧綱線、浜床丹駅〜計呂地を走る9600型蒸気機関車です。
サロマ湖が見えて来ました。サロマ湖は淡水も混じっているので冬の間は凍結します。昨年の相次いだ台風の大雨でサロマ湖の塩分濃度が下がり、特産のカキの養殖に大きな被害が出ました。
浜床丹駅〜計呂地の間は緩やかな勾配になっていて、96も懸命に煙を上げて上り坂を牽引しています。反対に計呂地からの出発の時は駅を出てすぐに急勾配になっています。



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